2019年1月2日水曜日

アルミの薔薇

アルミの塊から薔薇を作り出す。そんな装置があるのを知っていますか?
精密部品を作る装置にMC(マシニングセンター)というものがあります。
ある日本メーカーがそのMC装置(5軸切削加工機)使って、コンピュータ制御でアルミの塊から薔薇を精密に作り出したそうです。
その精密さは薔薇のトゲや花びらまで忠実に再現されているとのことです。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190101-00024695-forbes-bus_all&p=2

日本メーカーには世界には特別な技術を持っているところがあります。それには職人の技が必要になってきます。
機械加工などの企業ではベテランの職人が減ってきて、その技を受け継がせられないままに、高度な技術が世代から世代に伝わらなくことが心配です。
技術は一朝一夕に身に付くものではありませんので、ベテランの指導を受けながら少しずつその技を自分のものにしていくしかないのです。
AIの登場で技術の伝授に変化が生まれてくるかもしれません。
今まで人から人へのアナログ的な技の伝わりが、AIのデジタル的なものに変化して、それがずっとデータとして残されていくのでしょうか?また、AIの自習機能によって技術に磨きがかけられていく可能性も排除できません。